勢いでマウスをポチった。
ロジクールのMX Master3。ビジネス向けでは最上位モデルになる。
個人的にはMX Anywhere3が気になっていたのだが、M590というちょうどいいマウスを使っていたので軽量持ち運び用マウスとしてジャンルかぶりをしてしまう。基本的に小さめのマウスが好きなので、あえてMX Master3という大きいサイズのマウスに挑戦してみることにした。
デカイ、重い
高級ラインなだけあって当たり前だが重たい。これまで使っていたマウス達と比較するとこんな感じだ
2021/03/14時点 | MX Master3 | M590 | G603 |
---|---|---|---|
重量 | 142g | 99g | 135g |
バッテリー方式 | バッテリー(USB-TypeC) | 単三乾電池1本 | 単三乾電池1~2本 |
ボタン数 | 6ボタン | 5ボタン | 5ボタン |
値段(Amazon) | 13500円 | 3182円 | 5003円 |
最近のメインマウスはM590。軽量で静音仕様の良コスパモデルだ。サイズが圧倒的にコンパクトで重量は電池込みで100gを切っている。
それに対してMX Master3は143g、40%以上重たい計算になる。
かなり大ぶりなマウスということもあって重量感があってずっしりと手元に存在感がある。軽量マウス派としては戸惑う質量だがずっしりとしたマウスは精緻な動作をすることに対してはプラスに働く。人間の手にフィットする形状は慣れてくるととてもしっくりと来る持ち心地で素材の質感もかなり高い。
MX Master3のいいところ
MX Master3のいいところはこんな感じ
- 細かい操作がしやすい
- ホイールスピンの自動切り替え
- クリック感が秀逸
- USB-TypeC充電方式
細かい操作がしやすい
質量がある分細かい操作の方が得意な様に感じた。
ホイールスピンの自動切り替え
MagSpeedホイールという機能がMX Master3のウリだ。ホイールの回し加減でラチェットからフリースピンモードに自動で切り替えられる。これが結構便利でラチェット感が欲しいときと思い切りスクロールしたいときをシームレスに切り替わる。
クリック感が秀逸
ロジクールの廉価なモデルだとクリックの荷重特性がイマイチだった。一気に荷重が立ち上がりクリックと同時に荷重が一気に抜けていく。この特性が個人的に気になっていた。だからこそ静音モデルで異なる荷重特性のスイッチを用いていたM590を使用していたのだが、MX Master3は廉価ラインと採用スイッチが違うのでここらへんの質感が違う。クリック荷重が低めでクリック後の立ち下がりは緩やかだ。スイッチの質感をとっても高級感が演出されている。
USB-TypeC充電方式
充電式というだけではあまりメリットを感じないのだけど、USB-TypeCとなると話は別だ。現在モバイルPCの充電もUSB-TypeCなので充電ケーブルを共有できるし、HHKBを有線接続したくなってもUSB-TypeCで接続できる。モバイルPC、そしてMX Master3のデバイスたちをUSB-TypeCで充電できるメリットは大きい。普段モバイルPCを充電して充電残量のアラートが出たらMX Master3に繋ぐだけでいいのだ。持ち運ぶケーブルが最低限で済むのはとても楽ちんだ。
デメリット
値段が高い
質感がいいのは間違いないんだけど、値段が高い。1万4500円するのでM590(3000円ちょい)5台分近い計算になる。質感は段違いにいいのだけれど価格差以上の体験ができるかというと。。。これなら1万円を切るMXAnywhere3でもよかったのではないかと思ってしまう。同じ質感体験が得られるならMX Anywhere3でいいんじゃないかなと思ってしまった。
MX Anywhere3かあ。。。。