M1MacBook Airを購入してから1年が経った。ファーストインプレッションは記事にしていたが長期レビューはしていなかったので今回記事にしたいと思う。
目次
全てを卒なくこなす優等生
購入したM1MacBook Airのスペックは8コア8GPURAM16GB、Strage1TB。CTOモデルの整備済み品だ。
カラーはスペースグレイ。定番カラーでどこでも馴染む
手軽に持ち歩けるM1MBAはこの1年間でいろんなところへ連れていった。バッテリー持ちの良さや処理能力の高さ、どれをとっても必要十分の性能にとても満足している。今回はそんなM1MBAの1年レビューをお届けしたいと思う。
ちなみにM1MBAの使用用途としては動画編集とブログ記事作成、あとはネットサーフィンなど。それぞれの項目で感じたことを書いてみようと思う。
◆動画編集はどうだった?→HD画質なら快適
動画編集はHD画質であれば処理にもたつくと感じるシーンはほぼない。
4K画質で他アプリを同時に立ち上げているとカクつくことがあったが動画は基本的にHD画質で撮影しているので問題なし。4K画質で訴求力を高められるコンテンツではないのと動画データの取り扱いが途端に面倒になるということもあって当面HD画質でやっていくつもり。それとトラックパッドでズームイン、ズームアウト、タイムライン移動が超便利。動画編集のためだけにクラムシェル時用のMagicTrackpadを購入しようか迷っている。
あとは動画編集中に追加で動画を撮りたくなったときにiPhoneでさっと撮ってAirDropで取り込めるのは撮影のハードルがとても下がって素晴しい。ミラーレス一眼で素晴らしい画質にこだわっても動画が完成しなければ意味がないので面倒くさがりの自分にはとてもありがたい機能。ただし大容量すぎるファイルは共有ミスが一度だけ発生した。自分の場合基本的にHD画質10分程度なので特に問題なかったけど4Kで長時間撮影するケースだと注意が必要かもしれない。
◆ブログ記事作成
M1MBAにしてとてもよかったと思うことの一つはiPhoneとの連携。これもAirDropが便利すぎる。
ブログ画像はミラーレス一眼で撮影するようにしているが面倒に感じるならとりあえずiPhoneで撮影してしまう。記事にしてクオリティが気になるなら後で撮り直せばいい。まずは完成させることが大事。本当に完成させることができない人間なので完成までのハードルは極力下げておきたいのだ。その点このApple製品の連携を活かしたお手軽さ、1.29Kgという持ち運びやすさはとてもブログ記事作成のハードルを下げてくれる。
◆ネットサーフィン
Retinaディスプレイの画面が超綺麗。スピーカー音質も聞いていて不満には感じることはなかった。
外出先でもiPhoneとさくっとテザリングをすればネットを楽しめる。Povo2.0で通信契約の最適解を求めた結果、通信容量はたっぷりと余っている。テザリングでネット接続しておく?みたいな提案も勝手にしてくれるのでネットワークを手動で設定したりといった手間はない。iPhoneとの連携はばっちりで、こういうところでちょっとしたストレスを感じなくていいのは気分が楽だ。
◆バッテリー持ちがよすぎてバッテリー管理の概念はなくなった
M1MBAになってからバッテリーを気にすることはなくなった。気にしなくていいというのはそれはもうとてもストレスフリー。もう戻ることはできないだろう。
1日がっつりと使うことがほぼないのだがバッテリーの警告が出たのはこの1年で1回。それも1週間近く充電せずちょびちょびと使っていたときなのでそりゃそうだろうと充電したのを覚えている。
ここら辺はM1チップの優秀さもさることながら、そもそも設計思想が自分とマッチしたんだろうと思う。設計者としては消費電力が軽くなったらバッテリー量を減らしたくなりそうなものだが、ユーザビリティの向上に振ってくれたおかげで充電に関する不満は全くなくなった。しかも使用上の制約を全く感じさせることなく。とても無理だと思われていた処理能力と省電力の両立をM1チップという技術で成し遂げている部分もガジェット好きとしてはワクワクするポイントだ。あと将来バッテリーが減ってきたタイミングで30W給電のモバイルバッテリーを導入すればノートPCとしての運用寿命もかなり延ばせそうだなーと妄想してみたりしている。なんにせよ省電力というのは素晴らしい。
◆ノートパソコンの運用どうだった?
クラムシェルとノートPCは9:1で運用している。
基本的に家で使用することがほとんどなのでこの比率になっているがいつでも持ち出せるという状態はやっぱり大事。持ち運べるからたまに出先のカフェなんかでオシャレにブログを書いたりすることもできる。スタバでMacBookという通過儀礼もきっちり体験済みだ。自分が使うようになるとより気になるのだがスタバで見かけるPCはMBAばっかりだ。逆にWindowsとか使っている方が目立って戦闘力が高そうに見える。ちなみに昔は若さゆえに投げ売り激安タブレットでスタバに居座って結局激安故にタブレットはフリーズして何もできなかったという思い出もあったりしたが、今では僕も立派にスタバでMACでドヤっている。時代は進み、自分も変わったのだ。
結論 どこにリソースを割くか。個人的にはM1MBAをオススメしたい
M2MBAが出た。これまたデザインがかっこいい。
とはいえスペック的にはM1MBAも必要十分なので自分は買い換える理由もない。個人的にはほとんどのユーザーがM1MBAを使って不満はないんじゃないかと思う。特にWindowsから乗り換えることを検討している人にとっては合わなかったときのリスクを考えると値段が高いM2MBAは少し手を出しにくい。でもM2MBA本当にデザインかっこいいな。
ちなみに今自分がMBAを買うのであれば、M1を選んで差額でMagicTrackpadを追加購入したい。M1MBAの認定済み整備品を選べばもっと価格差は広がるので、そのときはおいしいご飯を食べにいったりするかもしれない。一緒に持ち歩くアクセサリなんかを買ってもいいかもしれない。円安、恨めしいですね。
さておき、値段差を超えてデザインが好みであればM2MBAもいい選択肢だと思う。MBAにファッション性やデザイン性に重きを置くのであれば魅力的だし、自分がこれからMBAを買うぞ!と意気込んでいたら最新モデルのM2MBAはとても輝いて見えただろう。Apple Storeで実機触るとテンション上がるよね。ミッドナイトのカラーかっこいいよね。
結局書いていて記事タイトルほどの強烈なメッセージにはならなかったけど、どこにリソースを割くかの差でしかないと感じる。自分はM1MBA所持者としての意見になるため偏った見方もあると思うので、ぜひM2MBAのレビューも色々とチェックして幸せな買い物をしてほしい。
それでは、よきガジェットライフを